ジョージアン時代の家のようす

女主人アメリアがハウスキーパーのミセス・ノットと相談(そうだん)しています。バースへの家族旅行について話しているようです。 この部屋はご婦人たちがゲストをまねき、ゴシップに花をさかせたり、お茶を楽しんだりする 場所でした。テーブルの上にあるのはティーキャディーといって、茶葉(ちゃば)を保管(ほかん)する容器です。貴重な茶葉はカギをかけて保管されていました。

ミセス・ノットはお茶にさとうを2さじ入れたようです。ジョージアン時代、さとうは大変高価(こうか)なものでした。その砂糖を2さじも…。さあアメリアは、これをどう思ったでしょうか?

ジェイン・オースティン

ジェイン・オースティンの時代、女子が学校にかよい大学に進学(しんがく)することをゆるされるのはまれでした。 かわりに本を読むことで知識(ちしき)をたくわえたのです。国内各地をおとずれる「移動図書館」(いどうとしょかん)を利用することもできました。 物語をつづった本は少女や婦人たちにこのまれましたが、ジェイン・オースティンの作品『ノーサンガー・アビー』に出てくる男性ヘンリー・ティルニーは、物語本が好きだという設定(せってい)で語られています。

あなたも自分が今まで読んだことのないジャンルの本を読んでみると、何か発見があるかもしれませんよ!

展示アイテム: 秘密の戸棚

このピストルのような道具、じつはライターなのです。 火打石(ひうちいし)とスチールをすり合わせて火をつけるしくみです。ろうそくの灯をともすのに使われました。

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これは何に使うものかわかるかな?

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