ジョージアン時代の家のようす

バースにひっこしてきた一家。 お母さん、お父さん、一番上のむすこと二人のむすめ。テーブルをかこんで皆で朝ごはんの時間です。

まんなかのむすこは軍たいの一員としてアメリカに出兵(しゅっぺい)しています。一番下のむすこは病弱で、今いなかで療養(りょうよう)中です。 舞踏会(ぶとうかい)に出かけたり、天然の温泉を楽しんだり。バースでの暮らしを楽しんでいます。

テーブルの上にならんだ食べ物を見てみましょう。お肉にナッツ、マフィンやくだもの。みんなが食べる現代の朝ごはんのメニューと、くらべてみましょう。

ジェイン・オースティン

作家ジェイン・オースティンが住んでいたころ、バースの人気はすたれ、裕福(ゆうふく)な人たちはみんなブライトンやウェイマスに出かけるようになりました。

お金にあまり余裕のない家庭はバースにうつりすむようになりました。この時代のようすはジェイン・オースティンの作品、『説得』(せっとく)にえがかれています

このお話の中で、バースに引っ越ししてきたエリオット一家は、財産をすべてなくし貧乏(びんぼう)であるのに、いまだにさも裕福(ゆうふく)であるかのようなふりをして暮らします。一家はバースの他にもふたつ、引っ越し先の選択肢(せんたくし)がありました。 それはどこでしょう?

展示アイテム:革のスクリーン

この部屋のすみにあるスクリーンのうしろには、当時、室内便器(しつないべんき)が置いてありました。食事中ゲストがトイレに行きたくなったら、ここで用をたしたというわけです。

他の人が食事をしているというのに同じ室内で用をたすなんて、信じられますか?!

このアイテムをさがしてみましょう。これは何に使うものかわかるかな?

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